首の痛み 寝違え
寝違えの原因は?
寝違えには、いくつか原因があります。首の周りにある、筋肉や関節、神経などの組織が、寝ている時の姿勢によって負担がかかり痛みがでます。その為、症状は軽い場合から重い場合まで様々で、寝違えてプロのスポーツ選手が試合を欠場することもあり、寝違えは、けして軽視してはいけない疾患です。
寝違えは、冷やす?温める?
これはよく聞く質問で、寝違えは「冷やす」「温める」どちらが良いのか…?答えは、どちらも必要です。痛みがとても強い場合は、冷やしてください。冷やすことによって、痛みを緩和させることができます。ただし、冷やし過ぎると気分が悪くなる場合があるので注意してください。
ある程度、痛みが引いてきたら温めます。寝違えを一度起こしてしまうと、痛めている周りの筋肉が緊張し痛みが引いた後でも首に違和感が残ってしまう場合があります。その時、温めることによって、緊張しコリ固まっている筋肉を緩めることができます。
寝違えの早期解消法は?
寝違えは数日したら自然に治ることがほとんどです。しかし、数日たっても痛みが残っていたり出来るだけ早期に痛みを緩和させたいという方、痛みが激しくつらいという方、当院では、患者さまの今の状態より少しでも良くなるように、しっかりと診させて頂きます。例えば、寝違えの原因は首だと思っている方が多いと思いますが、それは一概には言えません。原因は、肩や背中、肩甲骨など、一見寝違えには関係なさそうなところが、寝ている間に負荷がかかり首に症状がでる場合があります。
当院では様々な原因や可能性を視野に入れて、患者さま一人一人に合った治療法を見つけ出して治療させていただきます。